のめり込んで大声を出す姉ちゃんとわたし
「とにかくこうで決まっている!」と、自分の価値観のみで周りを見極めるのは悪くはない。
だけど、世間には個性と言われるものが人の周辺に浮いている。
この事を知ると自信を手に入れるのはGOODだけど、きつく反対するのはどうかな?と思う。
これ、個人の考えでしかないんだけれど。
暮らしにくい世間になるかもしれない。
どしゃ降りの週末の午前はこっそりと
いつかの休日、私は恋人と、横浜のアパートから一般道を利用し、サザンビーチに行った。
なぜかと言うかは、大好きな一眼レフのカメラで写真を撮るためだったが、上手に写せない。
海辺は久しぶりだったので、写真に飽きると靴を脱いで海の中に入りはじめた。
だんだん飽きてしまい、砂で小さな城を作ることをしはじめた。
そこまでは、おそらくそばに置いていた黒い一眼レフ。
しっかり滞在して、帰り道の中、スタンドで私の一眼がケースごとない事にびっくりした。
がっかりしてアパートまで戻ったけど、しばらく、とても切なくなった記憶がある。
たくさんの写真が記憶されていた私の一眼レフ、現在はどの場所にいるんだろう?
ノリノリで体操する父さんと暑い日差し
息子の3歳の誕生日がもうすぐで、プレゼントをどういったものに決めようかを考えている。
嫁と話し合って、体を使って遊ぶ遊具かためになるおもちゃか着るものなどにするかを決定しようとしている。
迷ってなかなか決められないので、ものを見て選ぶことにしたけど、これだというものがなかった。
だけれど、子供に見せてみたら、以外と簡単に決まった。
トンネルの遊具に夢中だったので、それに決めた。
ただ、今のマンションが窮屈なので、小さくて折りたたみ可能なものにした。
価格もなかなか安かったので、よかった。
寒い水曜の午前は立ちっぱなしで
南九州の高齢の女の人は、いつも、菊を霊前になさっているから、ゆえに、お花が多量に必要で、菊農家も多い。
晩に、マイカーで爆走していると、菊の為のの照明がしきりに晩に、マイカーで爆走していると、菊の為のの照明がしきりに目に入る。
家屋の照明は非常に少ない地方だけれども、しかし、菊の栽培光源はちょくちょく視野にはいってくる。
電照菊電灯はすぐ視認できても人の往来はものすごく少なく街灯のライトもめちゃめちゃ少なく、物騒なので、学生など、駅まで送ってもらっている子ばかりだ。
余裕で歌う友達と失くしたストラップ
だいたい、会社や家の中の事に追われていて、そんなにフリーの時間がない。
隙間の空き時間があっても、なぜか次やるべき仕事の納期など、何かの期限が頭の隅にある。
そんな状況で、一日時間ができると、めちゃくちゃ嬉しくなってしまう。
さて、この空き時間をどんなふうに使おうかと。
だいたい、毎回、あれも、これしたい、など希望のみが重なり、全部は上手くいかない。
その上、私はゆっくりペースなので、考えているうちに時は経過。
時は金なり、という言葉は正に真実だと思う。
熱中してお喋りする姉ちゃんと僕
学生時代、父も母も、私の友人関係に対し、しつこく積極性を求めてきた。
一般的から離れては良くない、など。
とってもつらい時代だったと思う。
授業が終了すると、毎回作り話をハキハキと両親に話す。
これで、喜んでくれるのだ。
少し変わっていると、変わり者。
これだけ怖がっていた昔の私と両親。
切ない過去だと今は思う。
陽の見えない週末の日没は友人と
今考えると、小学生のころから高校生まで熱心に勉強をしていなかった。
友達が向上心を持って勉強していても、自身は言われた通りの内容をしぶしぶやるといった感じだったと思う。
それでも、専門学校に入ってから私の好きな分野の勉強が始まると、知識がするりと頭に入るようになった。
ついに、会社に入り、研修期間を経て責任のある業務になると、次は何も言わずに学習せざるを得なくなった。
しんどいなんて感じる時間もなく、どうしても知識を取り入れる期間が続いた。
こんなライフスタイルをしばらく体験すると、急に学生時代にしなかった勉強をまたしたいと思うようになった。
そして、同じことを思っている人が近くに何人もいる。
ゆったりと叫ぶあなたとぬるいビール
ツアーでも仕事としてでも、韓国への渡航回数が多い。
特に、博多港からすぐ行けるプサン。
観光ももちろんだが、女の人だったら化粧品やネイル用品など興味を持っている人も多いのではないだろうか。
韓国の人見かけへのこだわり、つまり自分磨きへの熱は強い。
転職や、パートナー探しの際に、日本に比べてあからさまに判断される傾向が多いとか。
自然と、韓国で販売されるコスメは、成分が日本の物より多く含まれている。
なので、合う合わないは出てくるものの、結果は期待してしまう。
涼しい火曜の早朝はお菓子作り
昔からお肉があまり好きではない食事はどうしたって魚が主な栄養になってくる。
となると、この季節の、土用丑の日は、自分にとっての行事だ。
東の方でうなぎを開くときには、背開きという風習がある。
どういう事か説明すれば、昔から武士の町だったので、腹開きだと切腹に通じてしまいタブーなため。
対して、関西で開く分には、腹開きにする事が一般的。
何故かと言うと、西の方は商人色の強い町なので、腹を割って話そうと言う意味に由来するから。
でも、自腹を切るという意味にも通じるので、シチュエーションによってはタブーの時も。
何故かと言うと、西の方は商人色の強い町なので、腹を割って話そうと言う意味に由来するから。
でも、自腹を切るという意味にも通じるので、シチュエーションによってはタブーの時も。
このお話は、旅行業で働いていた時に、毎回、ツアー客に話していた話です。
横浜駅からスタートして、静岡県の三島の鰻を食べるために行くというコース。
雲が多い日曜の午前に椅子に座る
作家、太宰治の斜陽、をよく読む私は、三津浜の安田屋旅館に行った。
共に太宰をよく読む彼氏。
ここ安田屋旅館は、彼がこの本の一部を考えるために泊まった宿泊施設。
一歩動くと、ギシッと、音がする。
向かったのは、太宰治が宿泊した2階にある小さな部屋。
立派な富士山が少しだけ、姿を出していた。
旅館前の海の中には生け簀があった。
三津浜は足を運んだ甲斐がある。